プログラムインフォメーション|三芳町文化会館(コピスみよし)
コピスとはCoppice(雑木林)の意味です。
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親子で楽しむオペラワークショップ+オペラ鑑賞
この上なく楽しくて、上質な作品、それがイソップ物語「北風と太陽」です。
2007年埼玉県久喜市にある久喜総合文化会館で上演した際は、300人のホールが完売となり、キャンセル待ちも出た公演です。会場は小さなお子さんから大人まで、笑顔で一杯になりました。子ども達の作った舞台美術で、一流のソリストがそれは楽しい「北風と太陽」を観せてくれるのです。
オペラをただ鑑賞するだけでなく、オペラが出来て行く過程を体験することで、作品への興味や理解が高まり、より楽しむことが出来ます。
素晴らしい声と演技力、ユーモアもあり、チャーミングなソリスト達とオペラで遊んでみませんか!
【ワークショップって、どんな、ことをするの?】
実際の舞台で使う「木」に装飾する“木の葉”と“羊”、北風さん応援団は“うちわ”も作ります。
1月28日(土)は木に葉っぱをつけるところまでを仕上げます。
1月29日(日)は実際に木と羊を設営。オペラの舞台を作り上げます。
*29日のワークショップは舞台上で写真撮影可能です。
*ワークショップ当日は子ども達が使い慣れたはさみや、木の葉の葉脈を描くためのペン(種類はお好きなものを)をご持参ください。
* それ以外の材料は会館でご用意します。
* グループは2つに分かれますが、内容は同じです。
【演出家・彌勒忠史さんよりメッセージ】
ヨーロッパを旅すると「村」レヴェルの小さな町にまで、何百年という歴史を持つ立派な劇場があることを度々発見します。そしてその劇場が市民の娯楽の中心として今でも機能していることに驚くのです。特に感心するのが、きちんと正装した子供たちが親と連れ立ってオペラやバレエの観劇にやってくることです。「ヘンゼルとグレーテル」、「魔笛」といったオペラを、魔女の登場やパパゲーノの活躍にキャーキャー言いながら目を輝かせて楽しむ彼らの姿は本当に微笑ましいものです。
こうして子供たちは小さい頃から自然と舞台芸術に親しみ、公の場でのマナーを身につけ、芸術文化を理解・愛好する教養人として育ってゆくのです。日本でもその昔、歌舞伎などを家族で鑑賞する麗しき伝統がありましたが、現在では家族一緒に舞台芸術を生で鑑賞する機会などなかなかありません。
そこで今回、ヨーロッパ舞台芸術の最高峰であるオペラを親子で楽しむ、ワークショップ&コンサートを企画いたしました。もちろん、“大きいお友達”同士も大歓迎!
演目は、松井和彦作曲『北風と太陽』です。原作はあの有名なイソップ寓話「北風と太陽」。誰でも知っているお話が、笑いあり、そして観客参加もありの素敵なオペラに仕上がりました。公演ではまず、オペラ上演に先駆けて、台本のもととなるお話の朗読会、さらにオペラで使用される舞台美術を子供たちが作る工作会を行います。朗読とプレゼンテーターを務めるのは、「こどもちゃれんじ・ほっぷ」元うたのおにいさんの彌勒忠史(みろく・ただし)。歌手と一緒に歌い、お芝居に参加することでオペラをとことん楽しみましょう。奮ってご参加ください。
【ものがたり】
世界中を明るく照らす太陽はみんなに歓迎されています。
それがおもしろくない北風は、太陽に力くらべをしようと持ちかけます。
いったいどうやって力くらべをするのでしょう?
いったいどちらが勝つのでしょう!?
原作:イソップ寓話
台本・作曲:松井和彦
企画・演出・ナビゲート:彌勒忠史
出演:北風/初鹿野剛(バリトン)
太陽/國光ともこ(ソプラノ)
旅人/高田正人(テノール)

弥勒忠史(みろくただし)
國光ともこ(くにみつ ともこ)武蔵野音楽大学卒業。愛知県立芸術大学大学院首席修了。新国立劇場オペラ研修所修了。03年新国立劇場小劇場ガッツァニーガ作曲『ドン・ジョヴァンニ』マトゥリーナ役でデビュー。ボローニャ留学時にフランチェスコ・マリア・マルティーニとフランチェスコ・チレアの国際声楽コンクールに入賞のほか、第12回日本モーツァルト音楽コンクール第1位、日本モーツァルト音楽大賞選考会2005大賞、第3回東京音楽コンクール第2位、2005年岐阜県民栄誉賞。『コシ・ファン・トゥッテ』デスピーナ、『魔笛』パミーナ、『フィガロの結婚』伯爵夫人などで活躍。新国立劇場バレエ公演『オルフェオとエウリディーチェ』では酒井はなと共演し、07年新国立劇場『フィガロの結婚』バルバリーナや大友直人指揮の東京交響楽団との共演でもオペラ・アリアを好演した。読売日響とは第九で共演。アルミンク指揮の新日本フィル『薔薇の騎士』では帽子屋役。横須賀芸術劇場開館15周年記念『ダイドーとイニアス』べリンダ役でも華麗に演唱した。二期会会員。
田正人(たかだ まさと)
初鹿野 剛(はつかの たけし) 東京芸術大学卒業。卒業時に松田トシ賞を受賞。同大学院修士課程修了。在学中に二期会オペラスタジオ第42期修了。 1996年「第46回芸大メサイア」のソリストとしてデビュー。 以後、バッハの諸作品や多数の宗教曲、「天地創造」「四季」「第九」のソリストとして著名な指揮者やオーケストラと共演。 オペラではシュヴェッツィンゲン宮殿音楽祭「ヴェネツィアのテオドール王(ドイツ初演)」のアクメット、「コシ・ファン・トゥッテ」のドン・アルフォンソなどで活躍のほか、008年1月の新国立劇場『ラ・ボエーム』アルチンドロ、6月の東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』音楽教師で絶賛された。その後も11月の日生劇場開場45周年クリスティアン・アルミンク指揮『マクロプロス家の事』、09年6‐7月の佐渡裕指揮『カルメン』、11月の東京二期会『カプリッチョ』伯爵、10年10月の新国立劇場『アラベッラ』(新制作)ラモラル伯爵に出演するなど着実にそのキャリアを築いている。
二期会会員。www.geocities.jp/hatsukano/
朴令鈴(ぱく りんりん) 桐朋学園大学音楽学部演奏学科を経て、同大学研究科を修了。ソロ・リサイタルや声楽、器楽の共演ピアニスト、また室内楽ピアニストとして幅広く活動するが、特に声楽の伴奏に於いて共演者から絶大な信頼を寄せられている。歌曲伴奏に於いて、第8回奏楽堂日本歌曲コンクール優秀共演者賞、 第69回日本音楽コンクール委員会特別賞(歌曲部門の伴奏者として)等を受賞。現在、桐朋学園大学嘱託演奏員。二期会オペラ研修所ならびにバッハ・バロック研究会、日本歌曲研究会ピアニスト。東京室内歌劇場器楽会員、日本声楽家協会ピアニスト。
